沖縄相続支援コンサルタント シンザトサヤ子のサポート日誌
STAFF BLOG
父からの電話
2023.12.15
先日、滅多に電話を掛けてこない父から着信が入った。
何事かと思い電話に出ると、母を「救急に運んだから」と。
他人事のように話をしていたので、ちょっと待ってどういう状況？？
話を聞くと、胃が痛くて嘔吐したけど全然回復しない。
症状についてネットで調べたけど、胃痙攣だなんだ。と。二人でワイワイ。
でもこんなに痛がっているのはおかしいから病院に電話。
電話口の案内は、普通に夜間診療の受付すると3時間ぐらい待ちますよ。それよりは救急車が早いです。と。
痛みがある人を3時間も待たせられない。ということで救急車を要請。
5分後にはサイレンを鳴らして来て、状態チェック。救急隊員に引渡し。
父は、帰りが心配だからと救急車に乗らず自分の車で追いかけた。
一緒に乗らんかったんかい(爆笑)
私はというと、とりあえず病院から戻ってすぐ休めるように、翌日の食事などを調達して実家へ。
片づけしながら待機。妹家族に状況連絡中に父から2回着信。
掛け直すと、今度は弱々しいよろけた声で「母の草履が無いから持ってきて。」
担架で運ばれたから履物が無くて困っていたそう。
病院からその声のトーン、止めて(笑)ビックリさせないでー(笑)
「ERの中だから、大きな声では話せないさー！」と、お互い爆笑。
草履を持って病院へ。
MRIやレントゲン、CT、採血とERでできる検査をやってもらい原因を突き止めた。
先生の説明は、胃から繋がっている胆管が炎症を起こしている「胆管炎」とのこと。
入院して専門の先生に診てもらうことになり、入院手続きや問診票の記入へ。
本人は書ける状況ではないので、父と二人で記入。
すると、あれ？あれれ？ 私「母さん、アレルギー持ってる？」 父「ないんじゃない」
私「何の薬を何種類飲んでる？」 父「たくさん飲んでるよ。」と。(笑)
ザックリ～(笑) アレルギーとか適当なこと書いたらまずいし。
知っているようで知らないことだらけで自分でも驚いた。父についても同様。
これからの未来を考えた時、自分ノート（ライフデザインノートやエンディングノート等）を現時点分だけでも書いてほしい。と心底思った。
そしてもっと色んな話をした方がいいな、とも。
最後に、この珍道中事件を通して父と話す時間を持てたし、年取ったな～とも思ったし。
また、両親のことは姉に任せっきりで逃れていたので、反省もした。
気付きのオンパレードnightになりました。
みなさんはご両親のこと、どれだけ知っていますか？
日常会話にプラスαでチェックしてみてはいかがでしょうか。
意外と知ってるようで知らないこと、たくさんあるかもしれませんよ。
上級相続支援コンサルタント 新里 サヤ子（新里 紗弥子）
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