沖縄相続支援コンサルタント　シンザトサヤ子のサポート日誌 STAFF BLOG

こんにちは。
上級相続支援コンサルタントの新里サヤ子です。

久しぶりに快晴になりましたー＼(^o^)／いい加減、梅雨明けてほしいなぁ～。

さて！今回は、こんな質問を受けましたシリーズ☆

相続開始の時から、10年経過した後に行う遺産分割について、特別受益および寄与分の規定は適用しない。

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例えば、長男が父から住宅取得のために1,000万円の贈与を受けた（特別受益）。

相続の時に、兄ちゃんは1,000万円前渡しされているはずだから、それを引いた分が長男の取り分でしょ！って言えなくなったり。

父の事業を手伝って、財産の増加に寄与したんだから、プラスで財産ちょうだいよ！と言える寄与分が対象外になるという事です。
※寄与分の認定は容易ではありません※

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令和5年4月1日～施行されますが、既に相続が開始している場合にも適用されるので注意が必要です。

ちなみに！経過措置が設けられています。
①相続開始から10年が経過するとき

②施行の時から5年が経過するとき　いずれか遅い日に特別受益および寄与分の利益が失われます。