沖縄相続支援コンサルタント　シンザトサヤ子のサポート日誌 STAFF BLOG

7月1日に、令和3年度の路線価が発表されました。

今年は、標準住宅地は7年連続上昇しましたが、変動率は前年に比べてマイナス。

県内での最高路線価は、那覇市久茂地3丁目の国際通りみずほ銀行那覇支店前の1平方メートルあたり143万円。

前年の路線価（145万円）と比較した変動率は１・４％減で９年ぶりのマイナスでした。

総合的にみて、微妙な値下がりはあるものの、住宅用地等それほど変化はありません。

しかしながら沖縄県経済の視点で見ると、コロナの影響により、観光業、飲食店等が大打撃を受けています。

今後住宅ローンや事業融資の滞納や売却など、徐々に増えてくることが予想されており、当事者にとっては厳しい時代、購入希望者はチャンスが到来する予感です。

そして、相続税の算定基準となる路線価。

路線価が高いと相続税も高くなり、負担も大きく、現金が必要になります。

県内路線価は高い状況ですので、被相続人予定者、相続人予定者の方は、

あわてないよう生活費をしっかりと確保しながら、事前の対策・準備をしていきましょう。

沖縄不動産相続サポートセンター(有)拓実住宅
上級相続支援コンサルタント　新里 紗弥子（シンザト サヤコ）