沖縄相続支援コンサルタント　シンザトサヤ子のサポート日誌 STAFF BLOG

こんにちは。

沖縄不動産相続サポートセンター(有)拓実住宅の新里です。

12月の第一日曜日は、沖縄の風物詩NAHAマラソン開催が恒例でしたが、今年は延期になってしまいました。

来年こそは、本大会が開催されることを楽しみにしたいと思います。

早速ですが、今回のブログは年末ならではの話題と相続を絡めて記事にしました。

ぜひ、ご一読下さい。

年末ジャンボを購入した武蔵さん（仮名）。

１等が当たりますように！と願いを込めて連番を3つ（9,000円分）購入しました。抽せん日は１２月３１日。願掛けをしたのち、いざ照合！！

な、なななんと！！！

１等７億円が当たってる(/ω＼)手の震えが止まらない･･･喜びと不安が一気に押し寄せてきました。

はやる気持ちを押さえながら、銀行へ向かい換金。特別室に通され、夢に見た宝くじ当選。

これから思う存分楽しむぞ～！と意気込んでいた矢先、心筋梗塞により急逝してしまいました。

＊　＊　＊

さて、７億円の現金を手にして亡くなった武蔵さん。

宝くじの当せん金には、所得税住民税は非課税です。

そして皆さんもご存知の通り、この７億円は武蔵さんの財産なので、相続対象財産となります。

7億円は確実に相続税対象となりますので、相続税の申告を忘れないようになければなりません。税務署はしっかりチェックしていますよ。

例えば、武蔵さんが毎年数十万円単位で宝くじを購入していることを、家族みんなが知っていた場合、「そういえば・・・！」と、みんなで話し合って、分け方を決める事ができますね。

はたまた、武蔵さんが毎年購入する人ではなく、たまたま購入していて、それをたまたま見つけた相続人が懐に・・・・という可能性も否定できません。

なぜなら、宝くじに書かれていないもの、それは購入者・所有者の名前が記されていない。誰が買ったのか、証明ができない。難しいということです。

宝くじを購入する際は、家族に内緒にしている人、公言している人様々だと思いますが、高齢期にはエンディングノートに日付と共に記しておくことが有効でしょう。