沖縄相続支援コンサルタント シンザトサヤ子のサポート日誌
STAFF BLOG
最愛の人を看取るとは
2020.10.25
こんにちは。
沖縄不動産相続サポートセンター(有)拓実住宅の新里です。
さて、今回は『看取り』について書きたいと思います。
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私事ですが、先週祖母が急逝しました。享年91歳。
元気者だった祖母が、突然体調を崩し、あれよあれよという間に逝ってしまいました。
祖母は元気な頃から、万が一の場合には、病院には行かず自宅で最期を迎えたい。そして延命措置も取らないで欲しい。と希望。
家族は、少しでも長く生きてほしいと思いがありながらも、本人の希望だからと同意。
深夜、家族の呼びかけに応じなくなり、もうダメだ。かかりつけ医を呼び死亡診断書を準備してきた先生。
先生が呼びかけると、深い眠りから覚めて意識が戻り自分の事、子や孫・ひ孫・玄孫の事を語ったのです。
そして、長男・次男嫁には、お仏壇に関する事を申し送ったといいます。
家族は、一度死んだ人が生き返った!とビックリ。
頭はしっかりしていても体力は限界。状況は悪化する一方でした。
医師も治療は行わず、緩和ケアに切り替え。祖母が望むことをやってあげて、と。
また、訪問看護の方も24時間体制で待機して下さいました。
家族が集まり、遠方に居るひ孫とは、ビデオ電話を通して繋がり、祖母は皆に会い囲まれて最期を迎えました。
祖母は具合が悪くなった時、自分の命の期限は「あと2日」と宣言。そして、宣言通り2日後に逝ってしまったのです。
祖母の死は、辛く悲しい。まだ整理がついていません。今までいた人が突然いなくなる虚無感・・・。
数日たった今思うことは、祖母のように自分の命の期限が分かる人は少ないでしょう。
しかし、自分の最期の迎え方を決めて宣言しておくことは、誰にでもできる、実現可能だという事です。
但し、実現させる「自宅で看取る」ことは、家族の同意と協力、覚悟が不可欠。
人の最期は、思っている以上に辛く壮絶。
祖母の場合は短期期間でしたが、それでも朝晩とわず交替で付き添い、皆気が気じゃないので30分程度の仮眠しか取れない。
落ち着いた頃には、疲れがドッと押し寄せてきたのです。
それが、数か月等長期戦だった場合を考えると、しっかりとした計画と家族の体調ケア、覚悟をもって対応が大切です。
最後に、おばあちゃんの孫に生まれる事ができて本当に幸せ、しっかりと命を繋いでいきたいと思います。
そして、祖母が示してくれた、夢や目標があるならば、それを宣言し行動、周りを巻き込んで達成できること。
しっかりお手本にしていきます。
91年間お疲れ様。そして、ありがとう。
沖縄不動産相続サポートセンター(有)拓実住宅
上級相続支援コンサルタント 新里 紗弥子(しんざと さやこ)
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