沖縄相続支援コンサルタント　シンザトサヤ子のサポート日誌 STAFF BLOG

段取り９０、実行１０

2020.05.25

はいたい！
今年の梅雨の晴れ間は、さら～っとした風が吹いていて気持ちいい日が多いですね。
沖縄不動産相続サポートセンター(有)拓実住宅の新里です。

さて、今回は不動産売買契約の体験談です。

先日、中古マンション売買契約を担当させていただきました。
売主・買主様同士がお知り合いという事で、既に手付金を支払受領済み。契約締結からお手伝いです。

お客様は、営業経験豊富。そして、経理関係のスペシャリストの共有物件。かなりのプレッシャーです(/_;)

先日、買主様の融資承認が下り、予定していた日程で行けそうだ！と段取りを組もうとしたら、
銀行さんから「予定していた日時ではちょっと、、、諸事情により前倒しにして欲しい。」とのこと。
えー！それでも予定していた日時で出来ないか銀行へ確認依頼。
しかし、ローン解除期日が間近に迫っている。待つのはキケンと判断し、先に売主さんに無理を言って日程調整を依頼。
そしたら、調整してもらった後に、銀行さんより「元の日付で大丈夫になりました。」との電話。マジかぁぁぁぁぁ( ;∀;)
買主様に連絡したら、前倒しの日付はNG。結局、予定日時でまとまりました。（冷や汗が止まりませんでした）

その後、残金決済のご案内と打ち合わせを行い、買主様は、借入れの関係で急きょ共有に。段取り変更（汗）
（団信を通すために、連帯債務者として共有者を設定。必ずしもローンと所有権と一緒にする必要はありませんが、今回は将来を考え持分登記）

そして最後の段取り確認！！必要書類等を再度確認していたら、売主様への案内に大切な権利証の記載が漏れてる(ToT)一瞬で血の気が・・・急いで持参を依頼。

「まだ、失敗じゃない！！カバーできる！！スムーズに残金を進めて無事終わらせることが私の役目」と自分に言い聞かせる。
買主様は仕事の都合でタイムリミットが１１時０５分。実質３０分。
大丈夫だろうか。と不安をばかリが募る。だからこそ、当日の段取りを何度もイメトレ。

そして今日、運命の日を迎えました。

３０分前に銀行に入り、準備。
売主買主様も精算金を準備してくれていたお陰で、入出金も残金のみで段取り通りスムーズに進み手続き終了。

時計を見るとピッタリ１１時０５分。心の中でガッツポーズ(笑) 　売主様からも、お褒めの言葉を頂き、ホッッッッッとしました。

そして帰り道。
甘い物が欲しくなり、セブンイレブンへ。スイーツを爆買い。自分へのご褒美です♪

今回改めて痛感したのは、段取り９０％、実行１０％の重要性。
どんな仕事も共通していると思いますが、段取りで全てが決まるということ。
あと、私が使っている言葉や行動、思考が当たり前ではなく、お客様の歩幅に合わせていくことが大事なんだと改めて考える機会を持つことができました。

不動産売買は、残金終わるまで何が起こるか分からないので、毎回緊張します。

だからこそ、自分の役目をしっかり理解しそれを達成するために、何をやればいいか？を考えると、
自然と段取りが見え、それを丁寧かつスピーディーに。そしてスムーズに仕事が進める事ができるのではないかと思います。

今回の経験を、これからの仕事にも生かしていきます！

そして、何と言っても最大のご褒美は、売主買主双方が滞りなく笑顔で引渡し終了できたこと。
本日は、誠におめでとうございました。